この記事では、産休っていくらもらえるの?という基礎知識から
私が実際にもらった金額の実例を大公開します!
こんにちは。
コスパ大好き!ワーママ琴佳です。
産休でお手当がもらえることは何となく知っているけれど
何を基準に計算されているのか正直よくわからない…言葉が難しい!と感じる人も多いのではないでしょうか?
この記事でお伝えすること
・産休でもらえるお金はいくらなのか?どうやって計算するのか?
2018年12月下旬に産休に入った私が結局いくら頂いたのか?という実例も紹介します。
次のような方は是非お読みください!
- 産休中の生活費が不安
- とりあえず、いくらもらえるのか知りたい
- 不安を取り除きたい
- 計算方法が良くわからない
産休中にもらえるお金とは?
出産手当金とは
産休とは、産前休業・産後休業のことで、出産予定日の6週間前~出産後8週間です。
多胎児(双子など)は出産予定日の14週間前から取得できます。
ほとんどの会社では無給(お給料はない)だと思いますので、生活費の補てんとして
健康保険に加入していれば、「出産手当金」を受け取ることができます。
ざっくり給料の2/3相当額です。
対象者
①勤務先の健康保険に加入していること
健康保険証を見てください!被保険者に自分の名前があればOKです。
パート・アルバイトの方でも、被保険者であればOKです。
旦那さんの扶養では対象外です。
また、フリーランスの方など国民健康保険では残念ながら対象外です。
②妊娠4ヶ月以降の出産であること
妊娠4ヶ月(85日)以上経過した後の出産はもちろん、流産・死産等も対象となります。
③出産のために休業していること
休んでいても、会社から給料が出ていれば出産手当金はもらえません。
しかし、給料の方が出産手当金よりも少ない(日額で比較)の場合は、差額をもらうことができます。
出産手当金はいつ、いくらもらえるの!?
まずは期間を確認
産休の期間は、出産予定日の6週間前~出産後8週間です。
多胎児(双子など)は出産予定日の14週間前から取得できます。
この期間が出産手当金の対象期間になります。
とはいえ、出産予定日はあくまで予定日。
実際には、出産日が確定してからの計算になります。
出産の日が予定日よりも遅れたら、その分だけ対象期間にプラスされます。
つぎに出産手当日額を計算
出産手当金の算出方法は、次のようになっています。
まず、1日当たりいくらもらえるのか、出産手当日額を計算しましょう!
標準報酬月額???ちょっと言葉が難しい…
ざっくりいうと過去12ヶ月の給料の平均の2/3と言われますが
実際に計算に使うのは「標準報酬月額」というものです。
自分の標準報酬月額が分からない…!!という人は
次のようにして確認できますよ。
①給与明細で健康保険料をいくら払っているか見る。
②下表(例:東京都の協会けんぽより)の保険料(折半額)のところをたどって
自分が払っている健康保険料と合致するところの標準報酬月額を確認する。
※実際は自身が加入している健康保険のHPなどから見てください。
私の健康保険料は、15,744円だったから
標準報酬月額は32,000円ね!
標準報酬月額は、基本的には毎年4,5,6月の給料によって決まり1年間適用されますので
1年間変わらないことがほとんどです。
最後に産休期間を掛ける
出産手当日額が計算出来たら、最初に確認した産休期間を掛けます。
いつもらえるの?
産休期間は、出産日が確定しないと算出できません。
そのため、産休終了後に精算することがほとんどです。
産休中の生活費を補填といいつつも、もらえるのは結構先・・・。
生活費は別で準備していた方がよさそうです。
【実績公開!】出産手当金
私は、出産予定日2019年2月6日で、2018年12月27日から産休に入りました。
実際に出産した日は、2019年2月7日で、1日遅れたので、1日分産休が追加になりました。
標準月額報酬は当時360,000円でした。
出産手当金として、792,000円をいただきました。
ちなみに振り込みがあったのは5月17日でした。
産休に入ってから約4ヶ月経過したときでした。
まとめ
出産手当金は、産休中の生活費を補填してくれる有難い制度です。
ざっくりお給料の2/3と言われますが、実はこの間社会保険料は免除されるため
手取りはそんなに極端に減ったとは感じませんでした。
社会保険料免除についてはまた別の機会にお伝えしたいと思います。
ただ、生活費を補填とは言いつつも、実際に振り込まれるのはかなり後…。
その間の生活費は別の手段で確保しておく必要がありますね。
そもそも産休って何!?という方はこちらの記事をご覧ください。