産休・育休

【産休前】戻ってきてほしいと言われる人財になる!3つのコツ

妊娠中のワーキングウーマンへ。 1年近くもお休みしたら、私が戻るところは無いのではないか…そう感じているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

  • 産休・育休中は職場の人に迷惑を掛けてしまう気持ちでいっぱい
  • どうせもうすぐ休みに入るからモチベーションが下がってしまう
  • 戻ってきても、必要のない人になってしまいそう
  • 私のキャリアはおしまい

今は自分の身体と、赤ちゃん、そして目の前の仕事でいっぱいいっぱいかもしれません。でも、今やっておくことで復帰がスムーズになるワーママ準備があります。

私は、約1年半の産休・育休を経て、復帰しました。職場の方には負担や迷惑を掛けたと思いますが、皆快く復帰を迎え入れてくれていたと感じます。「待ってたよー!」と声をかけてくれました。この記事では、そんな私がマタニティ期にやって良かったこと、ぜひやるべきこと3選をご紹介します。

結論

①真剣に取り組む 

②プロセスを整える

③感謝の気持ちを持つ

この3点を意識して仕事に取り組むと、非常にやりやすくなります。仕事がさばける人になることも重要ですが、会社という組織で働いている以上、何よりも人間関係、適応能力が必須です。ましてや、産休というプライベートな事情で職場を離れることが分かっているとなると、職場の人たちには仕方のないことだとわかっていても、少なからず迷惑を掛けるものです。

人間関係・適応能力を意識しつつ、将来のためにプロセスを整える。

これが産休に入るまでに意識すべきことだと思います。それぞれ見ていきたいと思います。

1.仕事には真剣に取り組む

一つ目は、仕事には真剣に取り組むことです。当たり前と感じるかもしれません。しかし、終わりが見えている仕事に対し、モチベーションが下がってやる気も失いがちになることはよくあり、無意識のうちに若干仕事の質が下がっている可能性があります。

異動が確定した後、現職に対するやる気が下がる。
辞めることを決めた後、現職に対するやる気が下がる。
「どうせ、私もうこの仕事やらないし・・・」

真剣に仕事に取り組むのは、自分のため、自分が仕事をやりやすくするため、今やらないと後々自分が苦しくなるから。そういうことがありませんか?また、そういう人見かけませんか?

産休はちょっと状況が違いますが、終わりが見えているのは同じこと。無意識に、ちょっとモチベーションが下がってしまうのは仕方のないことです。(プレッシャーから解放されて、少し楽になったと感じる場合もあります。)

そこで、「仕事に真剣に取り組む」ことを意識した方が良いです。

真剣に取り組むこと

言い方は悪いですが、自分では気づいてなくても、無意識にちょっと手を抜いている可能性があります。普段真剣に取り組んでいたからこそ、ここで粗が出ないように意識する。そうすることで、変わらず真剣に取り組む姿勢が周囲の人にも好印象を与えるはずです。

2.プロセスを整える

二つ目は、業務のプロセスと整えるということです。
普段やっている仕事はやることが当たり前になっています。習った通り、引き継いだ通りに行っていることがほとんでしょう。そこで一回立ち止まって、感覚的に行っている仕事は無いか?二度手間になっている仕事はないか?担当している業務をちょっと客観的に眺めて、ムリ・ムダ・ムラが無いかを確認していきます。

引き継いでくれる方の業務負荷を減らすだけでなく、引継ぎももちろんスムーズになるし、業務効率もアップして会社のためにもなります。

そして何より、

やらなくていいことは、やらない。

この考え方は、復帰後ワーキングマザーとして働くうえでとても大切なマインドになります!やりたくないことはやらないとか、人に任せるとか、そういう事ではないですよ!

やらなくていいことはやらない

事務系がメインにはなりますが、下記切り口も参考にして、是非考えてみてください。

  • 同じことを入力する複数の管理表⇒統合できないか?
  • 紙保管(ファイリング)が本当に必要か?
  • 手入力は最低限に⇒自動化できないか?
  • その作業は手間に見合う効果があるか?(本当に必要な作業か?)
  • 判断基準があいまい、感覚的に行っている仕事はないか?

産休に入るまでにすべてのフローを整えることは難しいかもしれませんが、引き継ぐ人のためにも、そして復帰後の自分のためにも、意識していて損はありません。

3.感謝の気持ちをもつ

そして三つ目に、周囲の人に対し感謝の気持ちをもつことです。具体的には、積極的に手伝えることを探します。

特に、産休直前は引継ぎもある程度終了して、ちょっと手持無沙汰になることもあるかもしれません。そんな時は、今までの自分の仕事だけではなく、その周囲の人の手伝いを積極的にすることをお勧めします。産休~スムーズな復帰にはなによりも円満な人間関係が必須です。

媚びを売るというと言い方が悪く聞こえるかもしれませんが、ちょっと空いた時間は積極的に周囲の人とかかわって、感謝の気持ちをもって接するというのはとても重要なことです。

積極的に手伝う

産休は権利、あたりまえ!ではなく、産休を取らせてくれてありがとう!そういう気持ちを忘れないでいたいです。

また、周囲の人の手伝いをすることは、実は自分にとっても有益です。

これまでは担当者として自分が受け持っていた仕事があったかもしれませんが、少し手を離せば1歩引いて客観的に部署全体を見渡すことができます。ちょっと手伝いをすれば(その仕事は雑用だったとしても)、今まで担当外だった仕事を少しずつ経験することができます。全体を把握するということは、スムーズに仕事をする上で欠かせませんし、復帰後どのポジションに戻ったとしても役立つこと間違いありません

まとめ

産休取得は権利です。社会の宝を生むのであって、むしろ感謝されるべきことだと思うこともあります。

琴佳

私の当時の上司は、「俺たちを支える未来の納税者を生んでくれるんだぞ!」と、周囲に大声で言っていました(笑)

でも、会社、さらには部署など小さい組織内で見れば、長期間お休みをして迷惑を掛けてしまうこと。復帰して働き続けたいと思うのであれば、周囲との人間関係を円満にしておくことは不可欠です。

さらに、ワーキングマザー必須マインド「やらなくていいことは、やらない」を今のうちに意識し、業務プロセスを整えることで引継ぎも楽になるし、復帰後の自分のためにもなります。

  • 真剣に取り組むこと
  • プロセスを整えること
  • 感謝の気持ちをもつこと

この3点はスムーズなワーママデビューの第一歩だと思っています。戻ってきてほしいと言われる人財になるために、今出来ること、参考になったら嬉しいです。

注意!もちろん、体調第一です!体調が良好で、毎日元気にお仕事に行けていることを前提にしていますので、無理しないでくださいね。

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  • この記事を書いた人

kotoca

1児の母。 私なりの産休・育休・妊活を経て、ワーキングマザーとして日々邁進中。 超めんどくさがりゆえ、効率化がすき。 貧乏性ゆえ、コスパが良いものがすき。

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